遺品整理をするタイミングを迷う。そんな時、参考になる5つの時期
大切な人を失ったご遺族にとって、精神的・肉体的につらいのが遺品整理です。
いざ遺品整理を始めようとしても、いろいろな思い出が蘇り、整理をするというのはなかなか難しいものです。
しかし、そんな気持ちの整理がつかない中でも、いつかは遺品整理を始めなければと思われているのではないでしょうか。
この記事では、遺品整理に関する5つのタイミングをお伝えしています。
ぜひ、参考になればと思います。
1.注意すべきタイミング
はじめに注意すべきタイミングだけお伝えします。
それは、個人が賃貸住宅にお住まいであった場合と、相続税のかかるタイミングです。
まず、個人が賃貸住宅にお住まいであった場合、家賃や大家の要望で、早急に遺産整理をしなければならない可能性があります。
また、相続税は、10ヵ月以内に申告・納税をしないと重加算税がかかってしまいます。ですので、課税対象になるものの整理については、10ヵ月以内に相続人同士で、話し合っておきましょう。
2.葬儀が終わった後
葬儀が終わったタイミングは、親族が揃っていることが多く、遺産整理をしやすいタイミングです。
気持ちの整理がつかない間ではあるかもしれませんが、遠方の親族が再度集まる負担を考えると、このタイミングも良いかもしれません。
3.法的手続き終了時
電気やガスの名義変更や、世帯主変更届など、やらなければいけない法的手続きがたくさん出てきます。
そういった手続きを全て終了したタイミングで遺産整理する方も多いようです。
また遺産整理をする前に、手続きをすることで、重要な書類の紛失も防ぐことができます。
4.四十九日を過ぎてから
四十九日目というのは、個人が極楽浄土に行けるかどうかの判定が下される日です。
また、遺族は忌明けになります。
このタイミングで気持ちの整理をつけて、遺産整理をする人も多いようです。
5.気持ちの整理がついてから
とはいえ、一番は遺族の気持ちの整理がついてからでしょう。
特別な理由がなければ、無理に遺産整理を急ぐ必要はありません。
しっかりと気持ちが切り替えられたタイミングで遺産整理をするのが、最も良い時期ではあるのです。
最後に
いかがでしたか?
今回は、遺品整理に関する5つのタイミングをお伝えしました。
やはり、理想は気持ちの整理ができてから、納得のいくタイミングで整理するのが一番です。
ただ、なかなか気持ちの整理がつくものではありません。そんな時は、他のタイミングを参考にしてみてはいかがでしょうか?