遺品処理に困ったら|意外と高く売れる遺品と、買取に出すときの注意点
遺品整理によって、遺品を相続するもの・供養するもの・処分するものに整理したあと、処分するものの中には、捨てるにはもったいない高価なものがあります。
遺品には、歴史的価値を持ったものなどに、意外な高値がつくことがあります。
今回は、高く売れやすい遺品と、遺品を買取に出すときに知っておくべきポイントをご紹介します。
◯高く売れやすい遺品
・金製品や貴金属
時計や指輪、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー類は、ブランドものであれば高値がつきますし、金製品であれば金として売ることができます。
トロフィーなども金や銀の含有率によっては高値がつきます。
・骨董品や美術品
遺品整理をしていると、お宝鑑定団に登場するような骨董品や古い美術品が出てくることがあります。
年代的・歴史的な価値が高いほど、意外な高値がつきます。
また、日本の美術品や伝統工芸品は、外国人の間で人気を集めているので、高値で売れることがあります。
・仏具や仏壇
仏像をはじめ、仏具は高値で売れることが多いです。
金製品ならもちろん、銀製品でも意外に高値がつきます。
仏具を処分することに関しては躊躇するかもしれませんが、使わないまま放置するよりも、「今までお守り下さいましてありがとうございました」と感謝の気持ちを込めて処分したほうがよい、との見解があります。
◯遺品を買取に出すときに注意すべきこと
・汚れや埃をとり、綺麗な状態にする
少しでも高く売るためには、できるだけ綺麗な状態に掃除しましょう。
また、売却と処分を迷っている段階で掃除をしてみたら、意外に綺麗になり売却に踏み切れるかもしれません。
・まとめて鑑定しない
買取に出しうる遺品にはさまざまな種類があり、それぞれによって目利きが異なるので、まとめて鑑定に出さず、それぞれ専門のお店に持っていきましょう。
特に、金や貴金属宝飾品とバッグや靴などのブランド品はまとめてしまいがちなので、気をつけましょう。
・相続人全員の承諾を得る
書類上の手続きが必要な不動産や車などの資産の相続と違い、所有者が明らかでない貴金属や宝石、家電製品などを勝手に買取に出すことは、身内のトラブルにつながります。
買取に出すときは、必ず相続人全員の承諾を得るようにしましょう。
-まとめ-
いかがでしたか?
今回は、高く売れるかもしれない遺品と、買取に出すときに注意すべきことをご紹介しました。
遺品には、処分するにはもったいない、意外に高く売れるものが多いので、ご紹介したような注意点を把握した上で、買取に出すものと処分するものを見極めてくださいね。