急に身内で不幸があって何の準備もなく始まるのが遺品整理です。誰かが毎日暮らしていれば、一人暮らしでも意外なほどたくさんのものがあり整理に困ることは多いです。コツを知っているかいないかで、効率的にできるかどうかは大きく違ってきます。
 
まずは完了日をいつにするかを決めてスケジュールを立てて行きます。亡くなった人が暮らしていた家が持ち家なら、次の入居や売却予定に向けて明け渡しを目標にすると良いです。賃貸ならまずは管理会社に連絡をし、退去時期による家賃の扱いなどを確認します。後は遺品の分類や処理方法別の依頼先の手配など、それぞれをいつまでにやっていくのかを順番に決めていければ安心です。
 
まず、種類が様々な遺品を分類しなければいけません。大型家電や電気製品・衣類・食器・布団など、用途や種類による分類を書き出していきます。大きめの段ボールやゴミ袋・ガムテープ・マジック・カッター・軍手なども用意しておくと効率的に、かつ安全に作業が可能です。
 
大型家電や電化製品、テレビ・オーブン・炊飯器などは目録を作れば後々楽になります。寸法などもメモしておくとベターです。電化製品はメーカーや年式を記入し、取り扱い説明書や保証書も一緒にしておきます。衣類や着物は新品のもの、再利用できそうなきれいな物をまずは分類します。ネームが入った衣服は他人が着用できるものが少ないため、段ボール別に分類しておくと良いです。長期間保管してあった着物などは状態を確認し、再利用できるものとできないものに分けて収めます。
 
雑貨や食器などの遺品は、個数が揃っている食器・高価なものなどは売却対象に、普段遣いの食器や欠けているものなどは分けて分類します。遺品の種類ごとの分類が終われば、次にそれぞれの処理方法を決めなければいけません。
電化製品や大型家具は、付箋などを使って再利用するものと買取依頼、廃棄処分等と書いて目録にも同様に記入しておきます。大東市の遺品整理の専門家に依頼するときは、見積もりを事前にもらわなければなりません。紙媒体でもデータでも良いので、料金の明示は最初に受けておいた方が良いです。追加料金でトラブルになることは意外と多いため、最初に明示があれば安心です。
 
見積もりを出し渋ったり、どこまでやってくれるのかはっきりとしたことが書いていないところは要注意です。大東市には、親切で何でも相談に乗ってくれる遺品整理の企業がたくさんあります。まずは、電話やメールで相談をしてみてその対応をチェックします。対応が悪かったり、気に入らないときは、依頼をしない方が無難です。納得がいく遺品整理のプロを大東市で妥協なく探すのがコツです。