「遺品整理の話で生前整理の言葉を聞いたけれども、何が違うのだろう？」
生前整理に関して疑問をお持ちの方も多いと思います。
今回は、遺品整理に近い生前整理について箕面市の業者がご紹介します。

 

◻︎よくある相談、生前整理のメリットとは？

生前整理とは、遺品整理と同じことをその方が亡くなる前に行うことです。
遺書で明確に記載されていれば良いですが、全ては把握できていないかもしれません。
特に高価なものはトラブルにもつながります。
本人に直接意向を訊ねて分けられる点で、平穏に進められる可能性が高いです。
また、価値のあるものも把握できる点で、安く売ってしまうリスクも避けられます。
遺品の相談は話しづらい内容ですが、今後の家族における平穏のためだと理解を求めて話し合っておくのがおすすめです。

 

◻︎生前整理のポイント

 

＊必要なものといらないものを分別する

まずは必要なものといらないものを分ける作業が大切です。
判断に困ってしまうかもしれませんので、保留用のものも含めて三つの選択肢があると良いでしょう。
今後も使わないと考えられるまたは使えないものは手放す方にすると作業が進みやすいです。
また、手放すと決めたものは、どのように処分するかを考えていきます。
単に廃棄するほかにも、リサイクル店に持ち込む・ネットで販売するなどの方法があります。

 

＊思い出の品の整理

これまでのアルバムや旅先での商品などは思い出の品として残しておくことも多いと思います。
しかし全てをそのままにしておくと整理にはなりません。
ご自身で残す上限の基準を設けて、特に触れないものから手放す方針で進めましょう。

 

＊貴重品をまとめる

保健証・通帳といった貴重品は点在させておくと、有事に家族が探す際に困ってしまいます。
重要な書類などとまとめておく場所を決めて、家族にも周知しておくと良いでしょう。

 

◻︎生前整理と一緒に、遺言書について

生前整理と一緒にしておくのをおすすめしたいのが、遺言書の作成です。
法律に基づいた形式で記載し、遺産分割などをトラブルなく進める目的があります。
特に、親族以外に何かを相続させた場合には必ず触れておくようにしましょう。

 

◻︎まとめ

今回は、遺品整理に近い生前整理について箕面市の業者がご紹介しました。
前もって行うことで家族間の揉め事を避け、より適切な価格で手放せる点がメリットです。
また、整理の際には、必要なものといらないものの分別・思い出の品の整理・貴重品をまとめることを押さえておきましょう。