「遺品整理の話の中で不用品回収と特殊清掃について聞いた。」
「どういう意味があり、遺品整理とどう違うのだろう？」
遺品整理の話の中でこれらの言葉を耳にすると、混乱される方も多いと思います。
得体の知れないものとして終わらせるのではなく、違いなどを知って臨みたいですよね。
そこで今回は、遺品整理に関連して、不用品回収や特殊清掃について吹田市の業者がご紹介します。

 

◻︎よくある相談、遺品整理と不用品回収の違い

前者が重点を置いているのは、言葉の通り整理です。
亡くなられた方のものは遺されたままですから、どうするかを決める必要があります。
ご遺族が引き取られるのか、あるいは廃棄・売却などで手放すのかを丁寧に決めていく作業です。
その上で、手放すと判断されたものは買取を請け負うこともあります。
一方で後者が重点を置いているのは、物品の回収と処分です。
家で使えなくなったものを引き取り、処分まで代行します。
サービスよりは引き取ったもののリサイクルや再販売の意味合いが強いです。
整理も請け負うこともありますが、メインではない点は押さえておきましょう。
遺品の片付けに関しては遺品整理業者に相談されることをおすすめします。

 

◻︎特殊清掃とは？どのような場面で行うのか？

特殊清掃は遺品整理に関連して登場するため、一緒に行うものと想像されているかもしれません。
しかし、厳密には常に行うものではないのです。
特殊清掃は、何らかの原因で部屋が傷んでおり、元の状態に戻す必要があるときに行う作業を指します。
部屋が傷む原因として考えられるのは、孤独死などで発見が遅れた場合です。
腐敗が進むとその液が床下に染み込み、臭いが充満していることもあります。
害虫が発生していることも多く、そのままでは住めたものではありません。
特に、賃貸物件などで新たな居住者がいる場合には、綺麗にする必要がありますよね。
そこで行われるのが、特殊清掃と呼ばれるリフォームのようなものです。
腐敗液の染み抜きや害虫駆除にとどまらず、場合によっては床や壁の張り替えも行われます。
元々の住宅に近い状態に戻し、再び住めるように回復させるのです。
遺品整理の際に、臭いがひどい・賃貸物件である場合には、特殊清掃を検討されても良いかもしれません。

 

◻︎まとめ

今回は、遺品整理に関連して、不用品回収や特殊清掃について吹田市の業者がご紹介しました。
いずれも遺品整理の話で出てくる用語ですが、行っていることは違います。
それぞれの意味をしっかりと理解して、業者選びや実際の作業を進めていきましょう。