「遺品整理はいつからしよう？」
どのタイミングで遺品整理を開始するのかは難しいかもしれません。
手間がかかりますから、時期をしっかりと見極めて臨みたいものです。
今回は、遺品整理でよくある相談の、ふさわしいタイミングを堺市の業者がご紹介します。

 

□遺品整理でよくある相談、始めるのにふさわしいタイミングは？

 

＊葬儀・法要が行われるとき

 

葬儀やその後の法要では、親族が集まっていることが多いです。
一人で行うと、亡くなられた方のことが思い出されて、うまく進めないかもしれません。
また、遺品の量があまりにもあると簡単には片付かないでしょう。
大人数で行うと、一人当たりの負担が大きく軽減されます。
また、話をしながら行うことで、気持ちが沈む状態も少しばかり和らげられるでしょう。
そして、遺品の処遇も直接決めやすく、トラブルを未然に防げる点でおすすめです。

 

＊物件の更新が来る前に

 

亡くなられた方が、賃貸物件に暮らしていた場合もあるかもしれません。
賃貸物件であれば、居住に関わらず月ごとの支払いがあります。
他の方が住んでいない状態で、賃貸料だけ支払っている状態はもったいないですよね。
それを逆手に取って、賃貸料や光熱費の支払いが来る前に完了させることを目標にして行ってみましょう。

 

＊気持ちの整理がついたとき

 

亡くなった方が大切にされていたものは、思い出も詰まっています。
すぐには処分しがたい方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、慌てて整理する必要はないでしょう。
無理して行おうとすると、逆に辛さが増して苦しくなってしまうだけです。
月日が経過して、心の余裕が出てきたときに遺品整理を考えてみましょう。

 

＊相続税の支払いまでに

 

ある方が亡くなったときに必要な手続きの一つに、相続税の申告と支払いがあります。
遺品の中には貯金・不動産・貴金属などが含まれているかもしれません。
こういったものは、相続税の課税対象とみなされます。
そして、10か月以内に申告して納税を完了することが求められるのです。
遺品整理は、じっくりと行いたいものでしょう。
直前になって慌てなくても良いように、納税の期限から逆算するのがおすすめです。

 

□まとめ

 

今回は、遺品整理でよくある相談の、ふさわしいタイミングを堺市の業者がご紹介しました。
大切な方の遺品を処分する、遺品整理を始めるのは簡単ではないかもしれません。
そこで、様々な機会を利用して気持ちとしても納得した状態で取りかかりましょう。