近年、20代や30代といった若い世代の人たちも、生前整理について考える機会が多くなってきたのはないでしょうか。
万が一に備えておくのは非常に大切なことですよね。
本記事ではそういった方のために、生前整理のメリットとデメリットについて大阪市住吉区の業者が解説していきます。

 

□生前整理のメリットは何があるの？

 

1つ目のメリットは、残された遺族の負担を軽減できることです。

ご家族がなくなった際、遺族にとって大きな負担となるのが「遺品整理」です。
遺品の中には、勝手に処分していいのか分からない物もあり、処分に困る場合もあります。
また、遺品が多すぎて貴重品や重要書類の所在が分からないというケースもあるのです。
財産目録や遺言書などを用いて、そういった時に生じる家族の負担を減らすことが可能です。

2つ目のメリットは、遺品相続に関するトラブルを回避できることです。

死後に遺族や相続人の間に起きるトラブルの原因として、最も多いのが遺品関連についてです。
財産の所在を、エンディングノートなどを用いて明確にしておくことで、相続をスムーズに進行させられるメリットがあります。
また、法的な証書である遺言書などを残しておくことで、遺品の相続人の間で起こる争いを未然に防ぐことが可能です。

3つ目のメリットは、安心して余生を過ごせることです。

生前整理を行うことは、ご自身の身の周りもきれいに片付くということであり、精神的に落ち着いて生活できるようになります。
加えて物が片付くことで障害物が無くなり、転倒や衝突のリスクを減らせるので、安全といった観点からもメリットであるといえます。

 

□生前整理のデメリットは何？

 

1つ目のデメリットは、費用がかかることです。

財産の大まかな整理などはご自身で行うことも可能ですが、やはり支払う労力が体に堪えるという方もいらっしゃるでしょう。
専門の業者に依頼した場合でも、法的手続きや登記簿の書き換えなどにかかる費用は無視できません。
上記の対価に対し、ご自身がどこまで可能なのか事前によく把握しておきましょう。

2つ目のデメリットは、業者の当たりはずれがあることです。

生前整理を専門とする業者の中には、残念ながらそういった方々をターゲットにした悪徳業者が存在します。
ぼったくりや低額での遺品の買い取りなど、手口は様々ですが、一番の対応策としては、そういった業者には依頼そのものをしないようにするということが挙げられます。

 

□まとめ

 

今回は生前整理のメリットやデメリットについて解説しました。
ご自身の今後や、残される遺族のことを考えて将来の計画を立てることに、早すぎるということは決してありません。
今回の記事が、生前整理を考えている方の参考になれば幸いです。