親族の方がお亡くなりになった際に、遺品整理についてお考えの方、お悩みの方は多いでしょう。
そこで本記事では、業者の選び方や遺品整理の大まかな手順について大阪市北区の業者が解説します。

 

□遺品整理の前にまず何をすれば良いの？

 

はじめに、遺言書の確認を行います。

実はこの遺言書とは、遺品や遺産の管理に関して非常に重要な意味を有しており、遺言書の内容で、今後の遺品整理が左右されます。
法的な観点からも、遺品は遺言書の内容に沿って行われるものであるため、遺言書の内容は第一に確認するようにしましょう。

次に、遺品の整理を行います。

遺品と一口に言っても、様々な種類のものがあります。
骨董品や着物などの貴重品、家電製品やそして法的な契約書などの重要書類などに分類されます。
相続するものと、第三者に譲る必要があるもの、自分で継続して使いたいものなどに自分で分類しておくと、業者に丸投げするよりも手間を簡略化でき、遺品整理に伴うトラブルなどを回避できます。

 

□遺品整理はどんな流れで行われるものなの？

 

＊遺品整理業者の選定・見積もり

 

遺品整理には専門の知識に加え、法的な見識やモラルを有している必要があります。
適切な条件を見極めて、依頼する業者は慎重に選ぶようにしましょう。

依頼する業者の選別が終わったら、見積もりの段階に入ります。
見積もりの金額は、供養する遺品の量やコンディションなどで変わってくることがあります。
見積もりの際は現地に同行して、しっかり査定してくれる業者を選択するようにしましょう。
ここで算出される金額は正式なものであり、今後の作業の質を左右します。
ご自身で隅々まで目を通されることを強くおすすめします。

 

＊作業開始

 

この段階に入ってから、業者は作業に移行します。
遺品を権利書や金品など、細かく品目別に仕分け梱包してもらえるため安心です。
梱包して遺品を搬出した後は、対象となった部屋の清掃を専門業者が行います。

 

＊作業終了後のその他のオプションについて

 

単なる遺品整理のみならず、再利用可能な品物のリサイクルや、処分するのが惜しまれる品物の供養などを無料で行っているところもあります。
それぞれの目的別にまた新たな業者を選ぶ手間を省略できるのは嬉しいポイントではないでしょうか。

 

□まとめ

 

今回は遺品整理に伴う際の注意点や大まかな流れについて解説しました。
遺品整理には法的な知識を要する場面も多く、デリケートな作業を伴います。
今回の記事が、遺品整理を考えている方の参考になれば幸いです。