「親が動けるうちに、身の回りの物を整理しておきたい」
この様に考えている方は多いのではないでしょうか？
日本では核家族の家庭が増え、両親とは離れて暮らしている方もたくさんいます。
 
そのような場合は、両親が亡くなった後に遺品を整理するのは大変ですよね。また、「死後、子供たちに迷惑をかけたくない。」と思い、生前整理を始めようと考えている人も多いはず。
そのような時に気になるのが生前整理にかかる費用ですよね。そこで今回は生前整理にかかるおおよその費用をご紹介していきます。
 

■生前整理に費用はかかる？

自分で生前整理をすれば、当然お金はほとんどかかりません。
買うものと言えば、整理の際に必要な掃除用品くらいでしょう。
しかし、体の衰えがすすみ体力、気力的にも生前整理をすることができない方も多いでしょう。
 
それにゴミの分別などややこしい問題もあります。
そのため、最近ではお金を払って遺品、生前整理を専門とする整理業者に依頼するケースも多いようです。
 

■生前整理の費用はどう決まるの？

では、そのような整理業者に依頼を出した場合、どのようにして費用が決まるのでしょうか？
生前整理の費用は主に処分する物の数、依頼した部屋の広さ、処分する物の種類によって決まってきます。
 
例えば、１DKや、１Kといった、間取りの違いに応じて値段を設定している業者が多いようです。
また、大型の家具や家電製品には特別に処分料金を設けている会社もたくさんあります。
場合によっては、作業に必要なスタッフの数によって料金が変化することもあるようです。さらに、出張費用などのオプション料金がはっせいすることもあります。
 

■一般的な相場は？

以下に一般的な整理相場をまとめてみたので参考にしてください！
 
１K：約50,000円
１DK：約90,000円
２DK：約150,000円
 

■見積もりを確認しよう！

上記の価格はあくまでも目安なので、詳細な整理費用を知るためには業者に直接見積もりを依頼する必要があります。
見積もりの詳細を確認する際には、きちんと料金の内訳が載っているので、そこまでチェックしましょう
例えば、運搬費用や、作業料、処分費用など、どの項目にどれくらいの料金が発生するのかをきちんと見ておく必要があります。
 

■悪徳業者には注意

あまりにもずさんで曖昧な見積書を出してくる業者はお勧めできません。
何故ならば、請求書と大きく異なる料金を実際には請求してくる危険があるからです。
きちんと内訳を記載している業者を選ぶようにしましょう。
 
 
以上、生前整理に必要な費用についてお話ししました。
依頼する業者を選ぶ際は見積もりだけでなく、スタッフの対応などから信頼できそうなところを選ぶようにしてください！