遺品整理においては悪質なトラブルが起きてしまいます。
そのような事態においてどうすれば良いかわからずに困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は遺品整理相談業者が悪質トラブルの解決方法について解説します。

 

□起きやすいトラブルを紹介！

 

まずは、遺品整理において生じやすいトラブルを紹介します。
最も多いのは金銭トラブルです。

遺品整理の費用がどれくらいかかるかご存知ですか？
遺品を片付ける機会は人生においても数回しか経験しない方がほとんどで、費用についても詳しくない方が多いと思います。

そのような情報の弱みにつけこんで相場とはかけ離れた見積もりを提示してくる業者や、不当な追加請求をする業者が存在します。

最初は低く見積もっていても後から様々な理由をつけて追加料金をつけたし、中には数十万円も上乗せさせられた事例もあります。

次に、遺品の不法投棄や盗難といったトラブルに注意しましょう。
費用が見積もりであったとしても、回収した遺品を近場のゴミ置場などに不法投棄する悪徳業者がいます。

遺品の中には個人を特定できるようなものも含まれているので危険ですし、自分で行っていなくとも不法投棄したことが疑われれば刑事罰を負う可能性があります。

また、遺品を雑に扱ったり、契約内容を完遂しなかったりする業者もいます。
思い出の品が雑に扱われるのは不快ですよね。
遺品を全てゴミ袋に詰めて家のベランダから投げ渡していたという事例もあります。

 

□トラブルが生じたときの解決方法を紹介！

 

トラブルには巻き込まれないようにすることが大前提ですが、もしトラブルに巻き込まれてしまったときの対処法を理解しておくといざという時でも安心ですよね。

トラブルが起きてしまったら、まずは消費者センターに相談しましょう。
親身になって話を聞いてくれますし、ケースごとにアドバイスももらえます。

また、見積書をもらって契約を結んだものの後で法外に高い金額を請求されたというような場合はクーリングオフを行いましょう。

契約から8日以内であれば、一方的な通告で契約を無効にできます。

また、あまりにも高額な請求が来た場合には、弁護士に相談することも一つの手段です。
法テラスというサービスを利用すれば経済的に弁護士への依頼が厳しいというような場合も弁護士を紹介してもらえます。

 

□まとめ

 

これまでで遺品整理を業者に依頼した際の生じる悪質トラブルについてその解決方法を紹介してきました。

今回の記事を参考にしていただき、悪質トラブルに巻き込まれないように、また巻き込まれてしまった場合も落ち着いて対応できるようにしていただけると幸いです。