遺品整理をしていると、処分するべきか家に残しておくべきか迷うことがありませんか。
例えば、故人が大切にしていたコレクターグッズなどは他の家族には価値がわからず、処分に困ることがあると思います。
しかし、「無暗に捨てるのもなんだか申し訳ない」と捨てる決心もつきにくいですよね。
 
そのような時は遺品を買い取ってもらうことをお勧めします。
自分が大切にしていた愛用品がその価値を理解してくれる人に渡れば、きっと故人も喜んでくれるはずです。
しかし、「遺品の買取ってどうすればいいの？」と疑問に思う方は多いはずです。そこで今回は遺品買取に関する基礎知識をご紹介します。
 

■どんなものが売れるの？

そもそもどのような遺品が買い取りの対象となるのでしょうか？売却できる可能性のある遺品を下に簡単にまとめてみました。
 
・美術品
・骨董品
・コレクターズ品
・比較的新しい電化製品
・綺麗な状態の大型家具
 
他にも、書籍や楽器などが買い取りの対象となるので、遺品を捨てるのなら、思い切って売りに出してみるのもよいでしょう。
 

■遺品を買い取ってくれる場所とは？

遺品の買取を行ってくれるお店はいくつかあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
 
・リサイクルショップ
買い取りを行っているジャンルが最も多いのがこのリサイクルショップです。
遺品をすべて店頭までもっていかなければならないですが、一度に色々な遺品を売りたい場合はお勧めです。
 
・専門の買取店
家電や家具、本といった特定の商品の買取を行うリサイクルショップもあります。このような買取店には専門のスタッフがいるので、より適切に遺品の価値を判断してくれるでしょう。
例えば、専門書などはそのジャンルのみを扱っている古書店にいけば、高く買い取ってもらえる可能性があります。
 
・骨董品やホビーショップ
コレクター品や骨董品が遺品にあった場合、骨董店やホビーショップといったより専門的な買取業者を利用しましょう。
一見価値がないようなものでも、高値で売れる可能性があります。
コレクター品の数が多いときは、出張買取を依頼し、まとめて売りをするとよいでしょう。
そうすることで、より高い査定額が付くこともあります。
 
・不用品回収業者や遺品整理業者
また、最近では遺品整理をしながら、高価なものは買い取ってくれる整理業者や不用品回収業者があります。
遺品の数が多く、どの遺品が高値で売れるのかわからないようなときは、遺品整理と買い取りを同時に行ってくれるこのような業者がおすすめです。
 
 
いかがでしたか？
今回は買い取ってもらえる遺品とどこで買い取ってもらうかについて、ご紹介しました。
遺品を実際に売る前には、親族で話し合いをしてトラブルにならないようにしましょう。