遺品整理や不用品回収という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、その違いについて詳しい方は意外と少ないのではないでしょうか。

二つを混同してしまっていると思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

そこで今回は大阪市中央区の業者が二つの違いについて解説します。

 

□遺品整理と不用品回収の違いを解説！

 

遺品整理と不用品回収で最も大きな違いは、処分する対象です。
不用品回収で処分する対象は依頼人の所有物ですが、遺品整理では亡くなった方の持ち物です。
この違いが業者の業務に大きな差異を生み出すので注意しましょう。

遺品の中には価値のあるものや相続の手続きで必要なものが含まれています。
遺品整理は出来るだけ遺族や故人の気持ちやのちの相続に配慮して整理するため資産価値のあるものや思い出の品が見つかった場合は基本的に確認をとってくれます。

しかし、不用品回収業者の場合は、自分たちが指定してまとめた不用品を回収するだけなので、誤って重要なものまで廃棄してもらいかねません。

また、回収品の処分方法についても大きく異なっています。
遺品整理は整理に重点をおいているため、細かい雑貨や手紙などは遺族に手渡してくれますし、確認の結果として不要になったものは無償回収や処分をしてくれます。
一方で、不用品回収では事前に回収しないという希望を出したもの以外は基本的に回収されてしまいます。

自分で整理できる場合は回収だけで十分ですが、大事なものの確認などが不安な場合は遺品整理業者に依頼した方が良いでしょう。

 

□不用品回収と比べて遺品整理のメリットとは

 

上記で述べたことから二つの違いは理解していただけたと思います。
それでは、遺品整理業者のメリットとは何があるのでしょうか。

まず、遺品整理業者は個人の気持ちを汲み取って整理してくれるという点で優れていると言えます。
誤って遺品整理を不用品回収業者に依頼してしまい思い出の品まで回収されてしまったという事例も少なくありません。

加えて、遺品整理業者特有のサービスがあります。
遺品を供養したり焚き上げをしてくれたり、整理後の室内の掃除をしてくれたりなど整理に関わる全てのことをサービスとして依頼できる業者もあります。

 

□まとめ

 

これまで、遺品整理と不用品回収の違いについて解説してきました。
それぞれ自分のケースにあった業者を利用することで、業者のサービスを満足する形で受けられます。

親しい人が亡くなった際は、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。