よくある相談、遺品整理と生前整理について
遺品整理と生前整理は何が違うの。
こういった相談をよく耳にします。
遺品整理はイメージが付きますが、生前整理は何のためにするのかわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は、大阪市阿倍野区の遺品整理・生前整理業者が生前整理について解説します。
□生前整理とは
生前整理とは、亡くなられる前に身の回りのものを整理することです。
対照的に、遺品整理は亡くなられてから整理を行います。
最近では、20・30代で生前整理をする方もいます。
こういった自分が高齢者になる前に整理を行うことを、老前整理と呼びます。
亡くなる前に整理をすることに抵抗を感じる人も多いと思います。
では、生前整理をする目的はどういったものなんでしょうか。
□大阪市阿倍野区の業者が解説!生前整理だからできること
*本人の意見が聞ける
生前整理の最大のメリットは本人の意見が聞けることです。
本人にとっては大切だけど、ほかの人にとってはそうでないもの、またその反対もありますよね。
そんな時、本人の意見を聞いたうえで、整理を行えることが生前整理の魅力です。
また、本人しかしらない大切なものが存在する場合もあります。
遺品整理だと知らないまま終わってしまうかもしれませんね。
*精神的負担を減らせる
遺品整理は多くの場合、亡くなってから時間がたたない内に行います。
そのため、大切な人が亡くなった悲しみの中、遺品を整理しなければならない人も少なくありません。
生前整理であれば心に余裕をもって整理をすることができます。
大切なものを通して本人の過去を知るなど、コミュニケーションにもつながります。
つまり、生前整理は心に余裕を持たせる効果があり、また本人をより知る機会になる可能性があります。
*親族トラブルを避けれる
遺品整理でよくある相談が遺品の相続問題です。
金銭的に価値のある遺品をめぐって、親族同士で争うことは避けたいですよね。
生前整理であれば、本人の意向も聞きつつ落ち着いて、分配や処分の方法を話し合うことができます。
特に高価なものは、換金するのか、どうやって分配するのか、などを事前に話し合うとよいでしょう。
□まとめ
生前整理には「本人の意見が聞ける」、「精神的な負担を減らせる」、「相続問題を事前に反し合える」という長所がありました。
どれも、遺品整理ではできないことです。
亡くなってからの争いごとを誰も望んではいません。
そういったものを避けるためにも生前整理を考えてみてはいかがですか。