遺品整理業者と不用品回収業者の違いとは?遺品整理は遺品整理業者にお願いすべき-
遺品整理と不用品回収は、モノを引き取るという点では同じように見えるかもしれませんが、決定的な違いがあります。
遺品整理は遺品整理業者に頼むべき理由をこれから説明していきます。
■遺品整理と不用品回収の違い
遺品整理業者は必要なもの・不要なものを選別して、その中の不要なものを回収してもらいます。
一方で、不用品回収業者の場合は全て不要物とみなして回収するため、お客様はご自身で全て選別しなければなりません。
また、遺品整理業者は普段から故人が大切にしてきた貴重な遺品に携わっているために作業が丁寧である一方、不用品回収業者は普段からいらない物に接しているため、作業が荒い可能性があるという点も考慮すべきことでしょう。
遺品整理が目的の場合は、丁寧に選別まで行ってくれる遺品整理業者にお願いするのが最適でしょう。
■遺品整理業者がやること
遺品整理業者がやることは4つあります。
〇遺品の選別
遺品を種類ごとに選別します。
これによってお客様は必要なもの・不要なものを判別しやすくなります。
遺品を選別することを「形見分け」といいますが、遺品整理業者を呼ばずにご自身で遺品を選別するのは、意外にもかなり難しいのです。
〇不用な遺品の引き取り
遺品整理の最中に出てきた不用品を回収します。
一人では動かせないような、大きな家電や棚なども引き取ってもらえます。
一人暮らしの方やお年寄りの方は、大きなものを動かすのに一苦労なので、このサービスは特にうれしいのではないでしょうか。
〇家の清掃
遺品整理が終わり、不用品を引き取ったあとに家の中を清掃します。
隅々まで丁寧に清掃し、故人の家や部屋をきれいにします。
〇行方不明の貴重品の捜索
中には貴重品がどこにあるか分からないというケースもあります。
その場合に遺品整理業者が代わりに隅々まで捜索します。
■お客様ご自身で遺品整理することをあまりお勧めしない理由
お客様が自力で遺品整理をする際に、最初に困ることが遺品の片付けです。
結局片付けが面倒で、そのまま放置しているというケースも多発しています。
また、片付けをした後にどれが必要な遺品でどれが不要な遺品かを見分けるのが難しいのです。
特に、遺品の量が多ければ多いほど、難しくなるため苦労することになります。
このような理由で、全てを代行して行ってくれる遺品整理業者を呼んで、遺品整理を行うことをお勧めします。
■おわりに
遺品整理業者と不用品回収業者の違いについてお話ししました。
また、お客様ご自身で遺品整理を行うのではなく、遺品整理業者にお願いして遺品整理をすることをお勧めします。
遺品整理業者には、遺品整理士という正規の資格を持つ者がいることがあるため、安心して任せることができます。