遺品整理がうまく進まない方のための遺品整理の「コツ」
「遺品整理をし始めたが、なかなか進まない・・・」
このような壁にあたってしまう方はかなり多いようです。
そのようにならないためにも、遺品整理のコツを知っておきましょう。
■遺品整理で最初にすべきこと
遺品整理を進めるために、まず整理する前にすべきことがあります。
それは、故人様の「エンディングノート」を見つけることです。
エンディングノートとは、故人様が亡くなった後の意思を明記したもので、分かりやすい場所に収納されていることが多いです。
エンディングノートを探す理由は、遺品を整理する際に残すべきもの・処分するものを判断するために故人の意思を尊重できることです。
エンディングノートが見つからない場合は、故人のご家族の意思で処分品を判別します。
■遺品整理の手順
〇遺品を必要なもの・不要なもので選別する
遺品を必要なものと不要なもので選別します。
この際のコツとしては、最初に遺品の種類別に分類してから判別するということです。
これをすることで、どのような遺品があるかを一目で簡単に分かるようになり、選別が簡単になります。
〇必要なものを収納する
必要なものを収納する際にもポイントがいくつかあります。
まず1つ目は、押入れを有効活用することです。押入れは布団をしまうためのサイズで設計されていることが多いのですが、布団以外を収納する際には奥が深くなってしまうので、奥と手前で仕切りを作るのが良いでしょう。
2つ目はクローゼットの有効活用です。服の種類や大きさごとに分けてハンガーにかけることで、服の下のスペースに別の遺品を収納することができるようになります。
〇不用品を買い取ってもらう・処分してもらう
不用品は業者に買い取ってもらいます。
この際は、故人様の大切な遺品を扱い慣れている遺品整理業者にお願いするのが良いでしょう。
不用品を処分する際には「遺品の供養」をするのが良いといわれています。
遺品の供養とは、モノにも魂が宿っている、という日本古来の考え方に基づいて、遺品から魂を抜き取りお見送りすることをいいます。
■悪徳業者に気を付けましょう
遺品整理業者には、悪徳業者がいると言われています。
遺品の買取りの際に高額請求してくる業者や、遺品を雑に扱う業者もいます。ホームページや口コミなどで、実績・信頼をしっかり確認しましょう。
■おわりに
遺品整理は心的疲労も伴う一大行事です。
なるべく心身に負担のかからないような方法で行ってください。
上記の遺品整理のコツを実践して、スムーズに遺品整理を進めていきましょう。