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思いが詰まった遺品は供養をしよう 遺品供養の方法と費用の考え方

思いが詰まった遺品は供養をしよう 遺品供養の方法と費用の考え方のアイキャッチ

みなさんは「供養」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか。日本人であればよく耳にする言葉ですね。
現在ではもともとの意味から派生して、「亡くなられた方への対応」という意味でつかわれることが多くあります。
また人以外の動物や、生き物でない道具に対しても使われる言葉にもなっています。
そこで今回は故人の遺品に対する供養の種類や方法についてお話ししていきたいと思います。

〇遺品の供養とは

供養の対象となるものはさまざまです。生活において触れる全てのものに供養があるといっても過言ではありません。
遺品の供養も同様に、故人が大事にしていた愛用品や、人形、写真、よく着ていた写真など、そのすべてが供養の対象となります。
とくに人形は人の形をしているので「魂が宿りやすい」と言われることから供養を望む人も多いです。

また故人の思いが強く詰まっているものについても供養を考える人が多いようです。
このような考えは「すべてのものに命がある」、「普段使うものへ感謝」といった日本人の在り方に大きくかかわっています。

〇供養の方法

遺品の供養は、寺社仏閣や遺品整理の業者が行ってくれます。寺社仏閣に依頼するメリットとしては、心理的にプラスであることです。
信仰する宗教がある場合、より信頼できる場所で供養をしてもらう方が良いでしょう。

一方で、遺品供養を業者に依頼する利点はそのスピードにあります。
良心的な業者に依頼することで、遺品をぞんざいに扱うこともなく、かつスピーディーに供養を行ってもらえます。

〇費用に関するあれこれ

まず遺品の供養には、個別供養と合同供養とがあります。
合同供養は、他の方の遺品と一緒に供養を行うことで、個別供養は、個別に供養を行うことです。
個別供養の方が、合同供養に比べ費用は高くなります。またどこで供養を行うかによっても費用は前後します。

〇供養をした後が大変なことも?

仏壇や神棚は供養先に引き取ってもらえないことがあります。その場合、供養先をまず探して供養してもらう。
次に一度その仏壇や神棚を持って帰ってくる。処分してもらえる業者を探して自分でその業者まで持っていくという流れになることが多いです。

これだと手間もお金もかかってしまいます。
遺品整理業者ですと、仏壇や神棚の供養も、運び出しも、引き取りも、全て行うところが多いようです。
もしこれらの遺品をお持ちでしたら遺品整理業者に頼むのがいいかもしれません。

以上、遺品供養の方法と費用についてお話ししてきました。
遺品整理で捨てにくいと感じるものがあれば、供養を行いすっきりとさせてから処分しましょう。
その際どこで、どのくらいの費用で行ってもらうのが適切なのか、ということもある程度事前に調べておくことをおすすめします。
ぜひこれらをふまえて、すがすがしい気持で遺品整理を進めてくださいね。