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遺品整理のポイント!形見分けの注意点とうまくこなす方法とは

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みなさんは遺品整理で困ってしまったことありませんか?
とっておく物と捨てる物に分けるのはなかなか難しいものです。
特に問題なのは金銭的な価値がない物を含む遺品の整理ではないでしょうか。

金銭的な価値はないけれど、故人が愛用していた品というものはなかなか捨てにくいですよね。
そんな場合にぜひ行いたいのが「形見分け」です。
今回は「形見分け」の概要とメリットについて触れた上で、注意点とうまくこなすための方法についてお伝えします。

〇なぜ「形見分け」が良いのか

まず形見分けについて簡単に述べます。形見分けとは、遺品の中から故人が愛用していた品を選び、関わりのあった人に譲り渡すことを言います。
こうすることで、いつまでも故人を思い忍ぶことができるうえに、やむなく捨てる遺品の数を少なくすることも可能です。
自宅で取っておけない物でも、もらってくれる人がいたら、お互いにとってプラスですよね。

〇形見分けを行う際の注意点

通常、形見分けをするのは、故人の愛用した気軽な品である場合が多いです。
とはいえ個人が愛用したものなら何でもいいというわけではありません。貴金属や価値が上がりやすいコレクション等の遺品は、トラブルのもとになる可能性があります。

形見分けでは金銭的な価格に関する規定も、誰が何をもらうのかという規定もありません。
だからこそ「あの人はとても高い遺品を貰ったのに、私のはそれほど金銭的な価値がない。納得がいかない。」や「あの人は思い出の品を貰っていたのに、私は貰っていない。」などの揉め事が起きうるのです。

〇形見分けをうまく行うコツは?

では上記のようなトラブルを回避するためにどのような形見分けを行ったらよいのでしょうか。
二つの方法をご紹介したいと思います。

一つ目の方法としてあげたいのは、金銭的価値のあるものは「財産扱い」にしてしまうことです。
宝石や呉服、コレクションといった価値あるものは思い切って財産として扱ってしまうのが良いでしょう。
そうすると法律によって分配することができ、後々のトラブルを防ぐことにつながります。

二つ目の方法として、故人の思い出の品を誰に渡すか、予め話をつけておくということがあげられます。例えば故人にゴルフ友達がいたとします。
何も話をしていない場合だと「私たち家族はゴルフをしないし、あの人(故人)の知り合いにゴルフが好きな人がいるかも分からない。」と捨ててしまうことになりかねません。
話し合いをしておくことで故人と親しくしていた人に適切な形見を送ることができます。

以上が形見分けの注意点とトラブルを避ける方法です。
財産相続と異なり法的な力に頼ることができない分、トラブルが起きやすい形見分けではありますが、故人を温かく送りだし、忍び続けていくためにもしっかりと行いましょう。
もしも遺品整理のことで困ったことがありましたら是非一度弊社までお気軽に相談ください。