遺品整理を検討中の方必見、片付けを行う際のポイント
遺品の片付けをご自身で行おうとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
今回は、遺品の片づけを行う際のポイントについてお伝えします。
◎遺品の片付けを行う際のポイント
○ご自身で遺品整理を行うおすすめの手順
片付けに取りかかる前に、準備をしっかりと行いましょう。
遺品の中には何年もしまったままでホコリをかぶっているものもあるかもしれませんので、汚れてもよい服装にして軍手やマスクも用意しましょう。
そして、遺品の中には手放すものも出てくると思います。
それらをまとめる紐や入れる袋や箱などもそろえておくと後々の作業がはかどります。
片付けの最初に行うこととしてお勧めしたいのは、物を分別するということです。『残すもの』と『手放すもの』と『どちらにするか悩ましいもの』の三種類にすると分けやすいと思います。
作業で疲れてくると迷いがちになりますので、最初にまとめてしておきましょう。
○作業を行う場所・時間は集中的に
遺品は様々な部屋に置いてあることもあるかもしれませんが、いろんなところに少しずつ手を付けていると見逃してしまうところも出てきますし、逆に散らかってしまう恐れがありなかなか進みません。
作業を行う場所や時間を計画的に設定して、集中して行いましょう。
整理する場所の優先度としておすすめしたいのが、机や棚などの物置を後回しにするということです。
多くの物が入っていますので、ある程度部屋が片付いてから取り掛かるのが良いでしょう。
また、遺品を見ると故人との思い出にふけりがちですが、整理においては遅らせることにつながりますので、ある程度割り切る覚悟も必要かもしれません。
○使えるものを残すのではない
遺品の整理においてもそうですが、使えるかどうかで残すことを判断しようとする方もいらっしゃるかもしれません。
しかしその判断軸にすると手放すのが難しくなります。
意識していただきたいのは本当に必要かということです。
整理においては基本的には手放すという方針で臨むとうまく進むと思います。それでももし残したいという気持ちになった場合には、「これだけ」と数を限定しましょう。
◎最後に
今回は、遺品の片づけを行う際のおすすめについてご紹介いたしました。
ご自身だけではなかなか終わらないこともあるかもしれませんし、家族で行おうとしても都合が悪く揃わないということもあるでしょう。
ご自身で行うのが厳しいという場合には業者に依頼されることをお勧めいたします。