遺品整理を行う際には業者に依頼することをお考えの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
依頼する先を失敗しないために大切なのは複数の業者を比較して検討するということです。
比較という言葉を聞いてインターネット上の比較サイトを見ることを連想されたという方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけで決めてしまうことはお勧めいたしません。
というのも、遺品の種類は故人それぞれで異なるものですし、実際に見てみないと価値がわからないものも存在するためです。
実際に部屋を案内して、遺品の確認と見積もりを行ってもらうようにしましょう。
 

◎業者選びに関してみておきたいポイント

ここからは実際に依頼する業者を選ぶ際に見ておきたいポイントについてご紹介します。
 

○相見積もり

相見積もりとは同じ条件で複数の会社に見積もりを取ってもらうことです。
遺品整理においては、実際に遺品を見せて、作業にかかる費用や買い取りの価格を算出してもらいます。
他の記事でも紹介しておりますが、ここで受け取る見積書にあいまいな点がないかもしっかりと確認しておきましょう。
 

○評判の良さ

周囲からの評判は見えないものながら影響力が大きいです。
評価が多く高いとそれだけ支持されている証拠になりますし安心につながります。
インターネットでも評価のサイトは存在していますし、遺品整理士認定協会というところが優良業者としていくつかを認定していますので、それらを参考にするのもよいかもしれません。
 

○遺品整理士がいるかを確かめる

遺品整理士認定協会という機関が認定する資格として遺品整理士をいうものがあります。
遺品整理士がその業者内にいるかも指標の一つにできます。
 

○担当者の姿勢

遺品整理においてはこれが一番重要かもしれません。
相談や見積もり時に話をすることになるかと思いますが、見積もりに関してしっかりとした説明をしてもらえるか、話をする中で担当者は丁寧な対応をしているか、など業者の姿勢が信頼できるものであるかは大切です。
亡くなられた方を大切な物を扱うという責任の重さを実感するとともに、心を痛めている親族の気持ちに寄り沿った態度であるかということは大き目決め手になることでしょう。
 

◎最後に

今回は、遺品整理で失敗しないための業者選びのポイントについてお伝えいたしました。
実際に下見に来ていただいて見積もりを取ることは時間がかかりますし、依頼される方にとっても不安かもしれませんが、亡くなられた方の大切なものを扱う仕事ですので、最もご自身に合った業者を選ぶためにも上記で紹介してことをなさることをお勧めいたします。