近年、遺品整理をこのように業者に依頼するのが一般的になり、その需要は急増しています。
遺品整理を専門とする業者の数も増えてきていますが、反対に悪質な業者が数多くいるのもこの業界です。

しかし、遺品整理を業者に依頼する機会はそうないので、悪質な業者を見抜くことは素人には難しいでしょう。
そこで今回は悪徳な遺品整理業者のよくある手段をご紹介していきます！

見積もりよりも高額な請求

遺品整理業者関連のトラブルで最も多いのが、見積もりよりも高額な請求をされたというものです。
つまり、理不尽な高額請求の被害が数多く報告されているのです。
悪質業者は見積もりの代金を低く設定し、後から難癖をつけて高額な請求をしてくるのです。

例えば、自転車や盆栽の処分代金などと主張し、10万以上の高額請求をしてくるのも珍しくありません。
もちろん、優良業者でも見積もりの金額よりも請求が多少高くなることはあります。
しかし、悪質業者は明らかに法外な代金を請求してきますので、注意してください。

もし不当な高額請求を迫られた場合は、断固として料金を支払わない姿勢を見せましょう。
「知り合いの弁護士に相談してもいいですか？」など少しカマをかけてみるのもいいでしょう。

不法投棄に注意

悪質な業者は利益を上げるため、適切な遺品の処理をせず不法投棄をしている可能性があります。
不法投棄されただけでは、依頼主に実害はありません。

しかし、このような不法投棄で恐ろしいのが、遺品に記載されている情報から依頼主に直接連絡が来てしまう危険があるという点です。
そうなると不法投棄のトラブルに依頼者も巻き込まれてしまうでしょう。
不法投棄を行っている業者は料金が異様に安い傾向にあります。相場よりも安すぎる業者に依頼を出す際は注意してください。

買い取り額が異様に低い

高額請求同様、被害が多いのが遺品の買取に関するトラブルです。
最近では、遺品整理業者が価値のある遺品を買い取ってくれる場合も数多くあります。
悪徳業者は市場価値よりも著しく低い買い取り金額を設定し、不当な収益をあげているのです。

骨董品や盆栽は素人には価値が分かりません。それを逆手に取った卑劣な手口と言えるでしょう。
買取額が異様に低い場合は買取を断り、専門の業者に遺品を持っていきましょう。

いかがでしたか？
今回は遺品整理業者に隠れる悪質業者の手口をご紹介しました。
金額が安すぎる業者は避けるなど、悪徳業者を選ばないように注意してください。