どうして必要?遺品供養をする理由を簡単解説!
遺品の整理をする際によくあるのが、「これって捨ててもいいのかな?」と迷ってしまうことですよね。
いくら親しい家族でも、故人が大切にしていたものを勝手に捨ててしまうのは申し訳ないものです。
そんなときに重要となってくるのが、「供養」という考え方です。
今回は遺品を供養する理由とその方法を簡単にご説明していきます!
どうして供養が必要なの?
実は、遺品を供養するという習慣は、日本古来よりの考え方に大きく影響を受けています。
日本では昔から、「ものにも魂が宿る」とされてきました。例えば、お正月の飾りや、しめ縄、お守りなどには神様が宿っているとされてきたのです。
今でも、しめ縄やお守りは自宅で処分せず、神社や寺院に持っていきますよね。
それと同様に、故人が大切にしていた品にも本人の魂が残っていると考えられているのです。
そのため、遺品でも供養をきちんと行う習慣があるのでしょう。
ご家族の負担を取り除く
遺品整理で生じる精神的な負担は大きいものです。
親しかった故人の遺品を整理・処分するのはやはりつらいものですよね。
また、故人の愛用品や、写真や作品を自分の手で処分をする決心がつかないこともあるでしょう。
そのような家族のつらさを和らげるのも、供養の役割なのです。供養をきちんと行うことで、悲しみをのりこえ前を向く手助けになるでしょう。
このように、「家族と故人の別れの儀式」という側面も供養にはあるのではないでしょうか?
どのようなものを供養すればいいの?
では、どのようなものを供養するのが一般的なのでしょうか?
供養の対象となるものは、故人により多岐にわたります。
例えば、毎日のように使われていた調理器具や、お気に入りの洋服などです。
また、人形の供養をお願いする人も大変多いようです。人形は人の形をしているので、魂が宿りやすいとされているのです。
そのほかにも、仏壇や神棚といったものも供養の対象になりやすいようです。
遺品供養は遺品整理業者に依頼しよう
肝心な遺品供養の依頼ですが、遺品供養を行っている寺院に依頼するのが一般的とされています。
しかし供養する物品が多い場合は、遺品の整理にかなり手間がかかってしまい、仕事や休みの合間を縫ってその作業を行わなければいけないことになります。
ですので、時間が無くお忙しい方は遺品整理業者に依頼するのが一番賢い方法でしょう。
遺品整理業者に依頼すれば、遺品の整理から寺院の供養までを行うことができます。
いかがでしたか?
今回は遺品を供養する理由をご説明しました。
日本の古来の考え方がもととなっている供養ですが、家族が故人との別れを受け入れ、新たに前を向いていくきっかけとしても重要な意味があるでしょう。
迷っているのなら、ぜひ供養の依頼を出してみましょう!