最近、終活という言葉をよく耳にするようになってきました。
家族に任せるのではなく、自分の死後も自分で管理したいという方が増えてきたためです。
今回は、そんな終活を目的ごとに分類してみました。

 

□家族の手を煩わせないため

多くの方が、この目的で生前整理を行われます。
生前に、自分の財産や借金、保険、ペットなど、死後に残りそうな自分のものの処理を記しておくと、親族が考えなくてはならないことが少なく済みます。
保証書の類や、生活品、思い出の品などは、片付け始めると意外に多いものです。
もちろん死後に遺品整理業者に頼めますが、ご自分の持ちものですし、時間をかけて丁寧に片付けることをオススメします。

 

□死後の居場所づくりをするため

お墓選びや遺影の撮影など、自分が死んだ後、自分がどのように世に関わるか決めることを目的とした終活があります。
自分の家の宗教や家族の意向によって、自分の思い通りにはいかないことがあるかもしれません。
生前に、親族とよく相談して決めておきましょう。

 

□家族に思い出を残すため

最近は、家族にメッセージを残すために、ムービーを撮影される方もいらっしゃいます。
遠く離れたお子様や会えなくなった友人に、亡くなった後でも気持ちが伝わる方法です。

 

□まとめ

終活は、死後のトラブルを防ぐためだけではなく、自分の人生を振り返ったり人に伝えたりする手段になります。
地方自治体でも、積極的に終活の手助けをしているところがあるので、ぜひ相談に行ってみてください。