遺品の片付けが面倒くさい!業者に頼む前に知らないと損するポイント
「身内が亡くなり、しばらく経った後、大きな家に住んでいても寂しいだけだから。」と引越しを考え始めた人もいるのではないでしょうか。
しかし、引越しの際にネックになるのが大量の遺品の片付けではないでしょうか。
そこで今回は、片付けられずに放置してしまった遺品を整理する2つの方法、「遺品回収」と「遺品整理」についてご紹介します。
□遺品回収と遺品整理、その違いは?
一般的に、遺品回収業者は大規模な不用品引き取り業者です。
不必要なものを回収し、掃除をして搬送してくれます。
例えば、亡くなった方が服や着物をタンスに入れて保存していたならば、中に何が入っていようととりあえずタンスごと回収してくれます。
遺品整理業者は、上記に加えて、遺品の片付けやパッキングなどもサービスに含まれています。
つまり、上記の例でいうと、タンスの中のものまで整理して要るもの、要らないものに分けてくれます。
□「遺品回収」委託に向いている人
遺品回収の委託に向いているのは、このような人です。
・大事な遺品は自分で探して管理をしている人
・全部特に残さなくてもいい人、または何を残すか決められない人
・なるべく安く、早く済ませたい人
遺品回収のメリットとして、作業工程が少ない分、安く済むことが挙げられます。
デメリットとしては、搬出を専門家ではなく、アルバイトが担うこともあるため、家具や日用品などが丁寧に扱われない場合があります。
□「遺品整理」委託に向いている人
遺品整理の委託に向いているのは、このような人です。
・故人が使っていた品を大切にしたい人
・遺品を整理できていない人
・安全、安心で手厚いサービスを受けたい人
遺品整理を担う人は、多くが専門家です。
遺品整理のメリットは、遺品や遺族に対する思いやりをもって接してくれるところであると言えるでしょう。
デメリットは、遺品回収より値段が高くなる点です。
□まとめ
ほとんどの方は故人を偲ぶ気持ちから、遺品整理業者の方が向いていると思われます。
しかし、遺品回収業者にはもちろん遺品を大切にしてくれる業者もありますし、格安遺品整理業者を謳う業者の中には悪質な業者もいることは覚えておいた方が良いでしょう。
一度見積もりに来てもらうとなかなか引き下がらない業者が多いので、ホームページで調べて、ある程度業者を絞った状態で見積もりを依頼しましょう。