亡くなった親族が住んでいた部屋に残されていた大量の遺品を、片付けた経験はありませんか?
簡単に捨てて良いものではないからこそ、整理が大変だったのではないかと思います。
「自分が死ぬときは迷惑をかけたくないから、できるだけ自分で片付けたい。」
このように、お思いの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そんな方に向けて、生前整理の方法についてご説明します。

□生前整理その1：財産管理

死後に、家族が一番頭を悩ませるのが財産の管理です。
土地や株、貴金属など、自分の抱えている財産は整理して記録し、一番大切な人に渡しておきましょう。

 

□生前整理その2：片付け

片付けの中でも、簡単に捨てても良いものと捨てて欲しくないものの仕分けをすることが最も大切です。
家族がそれを分かっていれば、遺品整理の負担を大きく減らせます。
自分が後世に残したいアルバム、本、昔の思い出の品などは、なるべくタンス一段、ダンボール一箱くらいまでにまとめて保存しておきましょう。
自分がそのような片付けを行なっていることを、家族に伝えておくことも忘れないでください。

□まとめ

近年は、「終活」の一環として生前整理を行なう高齢者も増えています。
しかし、実は遺品整理と同じように大変な作業です。
力の必要な仕事は、家族や業者にお願いして無理なく行いましょう。