愛知では多くの人が住んでいることもあって、遺品整理に関して相談を持ち掛けるケースも多くなっています。
遠方に住んでいる人の親戚が愛知で一人暮らしをしていて亡くなってしまった時には、遺品整理を頼むことでわざわざ時間を作って片付けに来なくても概ねの遺品の処分や片付けを業者に任せることが出来るでしょう。

□遺品整理と相続
遺品整理を行っていると価値が高いものなどが見つかることがありますが、そういったものは依頼者がしっかりと受け取ったり、必要に応じて売却すると良いでしょう。
相続が行われた場合、その財産は各権利者に引き継がれることになりますが、相続権を自分が持っているかをしっかりと確認しておくことが重要となります。
基本的には遺言書の内容が優先されることになりますが、遺言書が残されていないような場合には、法定相続分がそれぞれの人に行き渡ることになるでしょう。
財産の民法上の規定では、配偶者が二分の一で、子供がいればその人数に応じて二分の一を案分することになります。
子供がいない場合には親が相続人となり、その場合には配偶者が三分の二で、両親が三分の一を案分することになるでしょう。

□最後に
注意すべき点として資産などの価値があるプラスのものだけではなく、借金などのマイナスのものも引き継がなければならないという点があります。
残された資産よりも負債の方が多いような場合には、相続放棄をすることも一つの手段となります。