遺品整理を業者に依頼する場合には、必ず正確な費用の見積もりを出してもらうことがトラブル回避のためにも重要です。
そして、遺品整理にかかる費用を正確に知るためにポイントとなるのは、亡くなった人が生活していた家を業者に実際に見てもらうことです。
業者にとっても、家の中にどんなものがどれくらいあるかや、買い取りができる品物があるかを現地で説明を受けながら把握することで料金計算や遺品整理のスケジュール作りがはかどります。

□見積りについて
見積もりによって料金が高くなることがわかった場合、出費を抑えたいのであれば依頼者側で処分できそうなものは対象から外しましょう。
これは、遺品整理の料金が対象の物品の量に比例して高くなっていくのが基本となっているためです。
また、家具や大型家電製品などといった自分たちで処分するのがなかなか難しいものに絞って業者に作業してもらうのも、出費を抑えるのに有効な場合が多いです。
遺品整理の費用の見積もりにおいて、上記以外でポイントとなるのが複数の業者に見積もりを出してもらうことです。
各業者から受け取った見積書を見比べて、最も安い料金を出しているところに依頼するのが基本となるでしょうが、金額にあまり差がない場合は作業時や完了後のサービスが充実している所を選んだ方が、満足できる形で処分が終わることがしばしばあります。