遺品で手放すものをなるべく高く買取してもらうコツにはいくつかありますが、まずは保存状態が良く手入れされているものであることが重要です。あとは高く売れるものと買取金額が安いものまで幅があります。

 

デザインの古い遺品については、買取金額は当然ながら下がります。

洋服やスカーフなどの布製品の場合は、一般的にはほとんど価値がないと思ってよいでしょう。

これらは古着と同程度の買取価格になることが多いですので、この点は留意しておきます。

昔からデザインが変わらないブランドバッグ・財布などは保存状態次第で市場で高く取引される傾向があります。

 

貴金属類も同様に、保存状態によって査定価格が左右されがちです。

ある程度の大きさのある石であればエメラルドやサファイアなどは、買取相場が上昇していますので売るにはおすすめといえます。

 

骨董品に関しては、古物商の質を気にする必要があります。

というのも、価値のあるものかどうかが判別しにくく中には高いと思われるものでも安くたたく悪質な業者もいるため、慎重に査定相手を見極める必要があるでしょう。

美術品は、本物であることがはっきりしていれば高く売れることは明らかといえます。

ただ価値は上下しているため、故人がもしいくらで購入したのかを知っている場合でも、現在もその価格で取引されているとは限りません。

評判の良い美術商にきちんと査定してもらうのが最も良いです。